INTRODACTION&STORY
お父さんと伊藤さん
「この家に住む!生活費は自分で払う!」息子夫婦の家を追い出されたお父さんが選んだのは・・・娘の彩と20歳年上(!)の彼氏・伊藤さんが同棲するアパート。3人の共同生活は、嵐のように、突然始まった―!

お父さんは、ボストンバックと謎の小さな箱を持って彩たちの家に突然やってきた。
とんかつにかけるソースをめぐり激論を交わす夕食。うすい壁一枚で仕切られた隣の部屋にいるお父さんの存在にあたふたする夜。お父さんと伊藤さんの間に不思議な友情が芽生えていく日曜日の午後・・・
爆弾のように激しい性格のお父さんは、彩たちの穏やかだった日常を一変させてしまう。
それでも毎日のちょっぴりおかしなハプニングを経て、3人がひとつの家族のようになりかけた矢先・・・
「しばらくでかける」情けない文字で書かれた置き手紙がひらりと一枚机に置かれ行方不明に。
すれちがう3人の心が通じ合う日は、果たして訪れるのかー? お父さんが彩たちの家にやって来た、本当の意味とは―!?

すれちがう3人の心。やがて訪れる別れの朝。その時彼らはどんな未来を選ぶのか―?

自分のペースで、日々の暮らしを大切に生きる女性・彩を上野樹里、ウイットに富み飄々と生きている彼氏・伊藤さんをリリー・フランキー、そして、頑固ながらも愛くるしい一面を持つ父親役に藤竜也。3人のユーモアあふれる会話の掛け合いはくすりとした笑いを含みながらも、時に涙を誘う展開へ。登場人物の心の機微を描くのに定評がある監督・タナダユキが、キレイごとだけで済まされない娘と父親の関係を中心に、家族という存在を、鋭くも温かな視点で描きました。今の時代を生きる、新たな“家族”の物語の誕生です。